テーマ:パートナーシップ・ナーシング・システム(PNS)について
~新たな仕組みの中で、看護師と学生を育てる~
平成31年2月15日(金)神奈川県総合医療会館7階大講堂にて、実習病院・養成機関より179名が参加し開催されました。
福井医療短期大学看護学科 教授 橘幸子先生からは、人出不足で多忙な現場の悪循環を変えたいという強い思いを発端に、自己完結型看護から二人三脚の看護へと変化したプロセスをリアルにご講演頂きました。PNSは学生を育てることでもあり、就職先として非常に人気が高いということです。
次に、神奈川県立循環器呼吸器病センター 外来科長 小栗ひとみ先生より実践病院としての具体的な取り組みをご紹介いただきました。PNS導入後の2年目、3年目看護師は離職しておらず、人材もシステムも定着してきているということです。
先生方のお話から、現場を変えたいという強い思いが原動力となり、組織を動かすことで好循環を生んでいくということをあらためて実感する機会となりました。
意見交換・質疑においては、PNSの実際の活用における具体的な質問や意見交換が活発に行われ、PNSへの関心の高さが伺えました。