『平成29年度神奈川県看護師等養成機関連絡協議会と神奈川県看護師等養成実習病院連絡協議会との連絡会議』の実施報告

「平成29年度神奈川県看護師等養成機関連絡協議会と神奈川県看護師等養成実習病院連絡協議会との連絡会議」を平成30年2月13日に開催しました。

平成30年2月13日、神奈川県総合医療会館7階で、神奈川県看護師等養成機関連絡協議会と神奈川県看護師等養成実習病院連絡協議会との連絡会議(研修会)が開催され、学校側から63名、実習病院側から68名の参加がありました。

開始時には神奈川県看護師等養成機関連絡協議会 城戸滋里会長、神奈川県看護師等養成実習病院連絡協議会 新江良一会長の挨拶があり、その後、来賓として神奈川県保健福祉局保健医療部保健人材課課長の浅場周様より現在の神奈川県の看護師数や今後の取り組みについてのお話、神奈川県看護協会の花井惠子会長からは、県下の卒後教育についてのお話がありました。

研修会では、「思わず学びたいと思うような実習を考える」というテーマで、各々の立場から講演をいただきました。教育の立場からは、横浜未来看護専門学校の北澤伯子副学校長より自校学生のやる気があがった言葉のアンケート結果の紹介があり、学習活動から学生がやる気になる関わりを考えた講演がありました。

実習病院の立場から、横須賀共済病院看護部の大野直子教育担当師長より実習指導方針・実習指導者の選定と役割、学びたくなるしかけ(ウェルカムボードの作成)、実習時の工夫(看護部オリエンテーションなど)、病棟指導者の工夫、看護管理部門との連携などを述べられました。また、学生アンケートの活用により指導者のやりがいと学生の満足度を高める工夫などを講演されました。

臨地実習指導者養成教育の立場から、県立保健福祉大学実践教育センター 近藤奈緒子先生から保健師助産師看護師実習指導者講習会の受講生の学びについてお話がありました。その後、会場との質疑応答があり、活発な討論が行われました。